昭和のプロレスは、面白かった!

子供の頃プロレスが、午後8時のゴールデンタイムにありました。当時の新日本プロレスと全日本プロレスを振り返り楽しかった試合を皆さんに喜んでもらえれば幸いです。

第75話 日本人で活躍したレスラー 華やかな技で、ファンの度肝を抜いたレスラー


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アニメのタイガーマスク


こんにちは、昭和のプロレスをこよなく愛するトンチーです。
 
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初代タイガーマスク




期待通りの華やかなデビュー

 
皆さん、タイガーマスクの衝撃的なデビューを見ましたか?
 
わたしは、当時1981年4月23日蔵前国技館で、ダイナマイトキッド戦
 
を、生で観戦しました。
 
私は、アニメのタイガーマスクをよく見ていたので、最初
 
どんな登場の仕方をしてどんな盛り上げ方をするのか期待に胸がワクワク

していたのを昨日のように覚えています。
 
 
観客の盛り上がりは、半端では、なかったと思います。
 
これから、どんな展開になるのかワクワクして見ていました。

 

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虎だ!虎だ!お前は、虎になるんだ!

タイガーマスク誕生秘話

 

 
皆さん、タイガーマスクは、ご存知の方もいると思いますが、
 
私は、アニメのタイガーマスクの頃から、ずっと好きでした。
 
梶原一騎さんの原作で、漫画でもプロレスの雑誌を楽しみで読んで
 
いました。

実は、当時新日本プロレスは、猪木VSアリ戦の代償で、かなりの
 
経営難に陥っていました。

新間寿営業本部長は、この難局を乗り切る為、新しいスターの誕生を
 
模索していました。

梶原一騎さんのアイデアで、タイガーマスクを実像化したらという
 
提案に大賛成!

さて、誰をタイガーにしたらいいか?答えは、すぐに浮かびました。

すぐに猪木に相談に行き、二人の意見は、一致していました。

早速、イギリスへ遠征している佐山に「すぐに帰ってこい!」
 
といいましたが、佐山は、まだ、大事なタイトル戦もあるので、
 
何度も断りつづけるのですが、新間営業本部長の再三にわたる
 
泣き落としで、ようやく折れて帰る事になりました。
 
それは、佐山が憧れの猪木を紹介してくれた新間営業本部長に
 
対してのご恩に逆らえなかった為です。

新間営業本部長は、帰国させることに夢中で、肝心のタイガーマスク

のマスクを発注してなかったので、あわてて作ったため
 

非常にお粗末なマスクでのデビューとなりました。

 

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初代タイガーマスク




華麗な飛び技


 
タイガーマスクに変身した佐山は、アニメに出るタイガーマスク
 
同じように、トップロープ最上段に飛び乗りファンは、度肝を抜かれます。
 
4次元殺法で、ダイナマイトキッドを翻弄させます。一気に大興奮

スピード感があって、切れが、抜群にいいのでファンは、魅了しっぱなし

試合は、タイガーマスクの勝利となり、鮮烈な試合運びにたちまち
 

ファンは、タイガーマスクのとりことなりました。

皆、大歓声で、酔いしれていましたね!

 

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初代タイガーマスク




突然の引退


 
デビューして、タイガーマスクの人気が、うなぎのぼりで、
 
新日本プロレスは、経営を取り戻していました。

そんな矢先タイガーマスクは、突然2年4か月で引退

子供たちのヒーロー タイガーマスクは、本物の強さと
 
4次元殺法の矛盾にずっと悩んでいたのです。
 
あれは、インチキだ!ショーだという輩も増えてきました。
 
総合格闘技で、自分が、してきたものを証明したかった為
 
あっさりと引退
 
みずから格闘技団体を作り選手育成をしはじめます。

月日は、流れ、今では、プロレスと総合格闘技の二足のわらじ
 
で、活躍しています。



まとめ

 

 
佐山ことタイガーマスクとの最大の功労者は、ダイナマイトキッド
 
ですね。二人のライバル関係は、見るものを魅了しましたね。

その激しい抗争で、キッドは、段々と鋼の身体から病にむしばまれ
 
脳梗塞になり今は、この世にいません。
 
そのキッドが、生前「タイガーマスクは、最大のライバルだ!」

「最高のレスラーだった!」
 
と尊敬していました。
 
あの戦いから、もうすぐ40年が、近くなりましたが、今だに
 
語られているタイガー伝説なんですね。

1981年4月23日 蔵前国技館 タイガーマスクのデビュー戦




1982年8月30日 M・S・G(マジソンスケアーガーデン)

タイガーマスクVSダイナマイトキッド